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北海道の冬の風物詩、十勝牧場の馬追い運動。1トン級の馬が雪原を走る姿は迫力満点

北海道はサラブレッド産地の日高をはじめ、各地で馬を見ることができます。ばんえい競馬の開催地である帯広市を中心とした十勝圏では、ブルトン種やペルシュロン種などの重種馬が育成されています。

今回は十勝牧場で冬の間1ヶ月だけ公開されている風物詩『馬追い運動』をご紹介します。

目次

概要

十勝牧場では100頭以上の馬が飼育されています。夏の間は広々とした放牧地で過ごしていますが、冬場はどうしても厩舎やパドックで過ごすため運動不足になりがちなのだとか。馬追い運動は、冬季の体力維持や妊娠馬の難産防止のための運動として行われています。

十勝牧場の馬追い運動は例年1月下旬から約1ヶ月、土日祝日を除く平日朝に毎日公開されています。サラブレッドの倍ほどの大きさの馬たちが雪煙をあげながら走る姿はまさに圧巻です。

探訪記録

十勝牧場は音更町市街地の北東にあり、帯広駅からも十勝川温泉からも車で30分ほど。郊外ではありますが、アクセスは良好です。見学場所の南約1kmにはバス停もあり、帯広駅前からのバスも出ています。

公共の交通手段もあるとはいえ、やはり車が圧倒的に便利です。時間帯も早朝ではないので、宿から出発する場合であっても朝食を摂る時間があるのは嬉しいところ。

馬追い運動を撮る

車で十勝牧場を訪れる際は、見学場所付近の消毒機ゲートを必ず通過しましょう。地図だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、現地は案内板もあるのでさほど迷わず到着できると思います。

十勝牧場webサイト より引用

馬追い運動の公開は9時30分からですが、9時過ぎには駐車場がそれなりに混み始めます。時間ぎりぎり、もしくは開始後の到着が予想される場合は第2駐車場を利用すると良いかもしれません。撮影日も、マイナス気温のなか多くの見学者が訪れていました。

時間になると馬房から馬たちが出てきて、係の方が後ろから馬を追いかけていきます。1周800mの走路と見学場所は柵で区切られており、すぐ目の前を馬群が通過していきます。馬は複数の群に分けられ、1群あたり15〜20分で運動場を3周します。基本は3グループなので、3グループ×3周の計9周ほどを見学することができます。

大きく分けて①正面から②カーブを曲がってくる斜めから③真横から④走り抜ける後ろ姿 の4アングルを撮ることができます。カメラで撮影する場合、超広角以外なら大体何を使ってもハマるアングルがあるはずです。むしろ場合によっては広角でも面白いかもしれません。

上記の写真ではNikonのZ fcと50-250mmレンズ(望遠端は換算375mm)を使っています。①のアングルで走路のストレートを圧縮するなら375mmでは足りませんでした。真正面から撮るなら600mmを使っても面白いと思います。

かなり近くまで馬群がくるので、スマホでも十分に迫力ある写真や動画を撮ることができます。ガチ勢でカメラ2台持ちの方も散見されますが、なかなか大変です。1台で済むよう便利ズームを使うか、スマホ併用(近景はスマホで撮る)も選択肢に入ると思います。日中で光量は十分なので、止めたい場合はシャッタースピードを1/1000秒まで上げても全く問題ありませんでした。

様々な設定で撮る

9周もシャッターチャンスがある分、何も考えずに撮っていると同じような写真が量産されがちです。馬の顔をアップにしてみるとか、足元だけを切り取ってみるなど、意識して色々な構図で切り取っていくと面白いです。混雑が酷くないときは、立ち位置を変えてみるのもオススメです。

被写体が大きく速さはそれなりなので、シャッタースピードを1/60や1/30秒にして流し気味に撮っても迫力があります。このときはシャッタースピード優先・NDフィルター無しで撮ったので、F値が爆上がりしました。雪景色なので多少は白飛びしても成立します。

馬にも個性があり、追われて仕方なくノソノソ歩くような子もいれば「行くぞ!」とヤル気満々で走り出す子も。ギャラリーが歓声をあげるので、見学者をチラチラ見ながら走っていくサービス精神のあるお馬さんも。上の写真の子はずっとカメラ目線でした。めんこいですね。

オススメの時期、場所

雪煙の迫力が増すので、降雪後のタイミングで行けるとラッキーです。ただ、あまりに雪煙が上がるとオートフォーカスに迷いが出たりするので注意が必要です。大雪の翌日などは除雪が間に合わず見学中止になることも。

撮影ポイントは『ここじゃなきゃダメ』という場所はありません。思い思いの立ち位置で良いと思いますが、望遠レンズを使って撮影するなら馬群の正面のポイントから撮ると圧縮効果もあって迫力が出ると思います。馬は生き物なので馬群がバラけたりすることもあって、その辺りの運要素も醍醐味のひとつです。

注意事項

周囲に遮蔽物がなく、風が顔にあたると寒いです。防寒は万全に。馬が走路の向こう側を周回している間は特にすることがない(カメラの設定をいじったりはしますが…)ので、カイロなどをポケットに忍ばせておくと良いと思います。また、近くにトイレはないので出発前(または道中)で済ませておきましょう。

総括・その他情報

これぞ北海道!というイベントであり、1トン級の馬が雪原を疾走する姿を間近で見られる貴重な機会です。雪原に響く馬の蹄音と息づかいは、写真だけでは伝えきれない迫力があります。冬の北海道や十勝への旅を考えている方は、この時期ならではの体験としてぜひ足を運んでみてください。

アクセス、営業時間など

牧場の見学時間と馬追い運動の実施時間は違いますが、今回は馬追い運動の実施時間を掲載します。期間は例年1月下旬ごろから1ヶ月ほど。時期になると十勝牧場のwebサイトに情報が乗るため、チェックしてみてください。

営業時間:9:30〜(1時間ほど)
定休日:土日祝日
入場料:なし

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